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CNCプラズマ切断機PRODUCT
CNCプラズマ切断機を自社製作に至った経緯
自作CNC切断機でコスト削減と効率化を実現
CNC切断機(レーザー)は高価な機械であり、現在のような不安定な市場では償却しきれません。最低限必要な機能を備えた低価格の機械を探しても見つかりませんでした。このことが自分でCNCプラズマ切断機を製作するきっかけとなりました。
レーザ切断機のような精度は正直不要だったため、プラズマ電源を使用して安価にすることができないかと試行錯誤を重ね、遂に完成に至りました。
CNCプラズマ切断機が社内にあることで、すぐに加工できるため部品待ちの時間を短縮でき、新たな機械の製作にも役立っています。

色々調べてみると、市販でも似たようなCNCプラズマ切断機が販売されていますが、プラズマ電源が中国製であったり、テーブルサイズが小さいものしかありませんでした。
また、機械の故障時にメーカーに依頼すると修理費用が年々値上がりしているため、今後は自身で修理できるほうがコスト的にもメリットがあります。
私が製作したCNC切断機について、同じような悩みを抱えた方から多くのお問い合わせをいただいています。中には弊社を訪問され、その場で購入される方も増えています。
中小企業の仲間として、同じ悩みをお持ちの経営者の方はぜひご連絡ください。お役に立てるかもしれません。
試作1号機(売却済み)

サムネイル画像に触れると画像が拡大表示されます
サイズ 1700×120×850(mm)
切断可能な板厚について
「何ミリまで切断できますか?」というお問い合わせをよくいただきますが、使用するプラズマ電源の種類によって異なります。
プラズマ切断機の機種により、対応できる板厚が異なります。例えば、30A・50A・60A・80Aなど、機種ごとに切断可能な板厚が違うため、お使いのプラズマ切断機の能力をご確認ください。
当方で使用しているプラズマ切断機はダイヘン D8000です。
DXFデータの加工について
任意の形状を切断したい場合、DXFデータをGコードに変換し、機械本体に読み込ませることで加工が可能です。
Gコード変換用のソフトウェアは、Windows用の無料ソフトをご利用いただけます。
ただし、無料版には切断できる個数に制限があります。大量の加工を行いたい場合は、有料版の購入が必要です。(価格は約3万円です。)ソフトの入手先についても、ご案内可能です。
標準図形の利用について
NC(数値制御)の中には、50種類の標準図形が登録されており、選択してそのまま切断することが可能です。また、選んだ図形の数値を変更することで、サイズ調整も行えます。
自動高さ調整機能について
本機には 自動高さ調整機能 が搭載されており、薄板の反りによってアーク長が変化しても、切断が途中で停止することなく、設定した高さを維持しながら安定した切断が可能です。
プラズマ切断機本体およびトーチは、別途ご用意いただく必要があります。
試作1号機 切断動画
試作2号機

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サイズ 1700×120×750(mm)
サイレンサー製作用の2号機を製作
サイレンサーを製作する際、パイプに無数の穴を開ける必要があるため、2号機を製作しました。
従来はドリルを使用し、パイプ径に応じて10φから20φの穴を開けていました。多い場合には1,000個以上の穴を開ける必要があり、大口径の加工は他社では対応できないため、社内で加工できるようにする目的で製作しました。
2号機の導入と効果
新たに製作した2号機はプログラムによる自動制御で動作するため、省力化を実現できます。
また、パイプの切断プログラムでは、切断したい径などの数値を入力するだけで簡単に操作が可能です。
さらに、別途ソフトが必要になりますが、任意のプログラムによる切断も対応可能です。
試作2号機 切断動画

試作3号機

大型サイズ対応の設計
1号機、2号機の試作を経て、大型サイズを制作したものとなります。
定尺サイズ4×8の板から加工できるように、4×8のサイズを載せられる仕様で制作し、現在運用している機械です。
試作3号機 切断動画
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